従業員が生産した野菜をノベルティに加工して食品ロス削減に取り組む企業向けサービス『千菜一遇 農en』を提供開始します。

プレスリリース

大田市場の青果仲卸、株式会社大治(所在地:東京都大田区、代表取締役:本多 諭)は、農作業体験から収穫物のノベルティ加工までを一気通貫で支援する、企業向けサービス『千菜一遇 農en』を2022年3月1日(火)より提供を開始します。

野菜の流通前に廃棄されてしまう“隠れた食品ロス”

本来食べられるのに捨てられてしまう食品 (食品ロス) の量は年間570万トン※1にもなります。
しかし、この数値には市場流通の規格にそぐわない農産物の「規格外野菜」の廃棄は含まれておらず、実際には、形が曲がっていたり、傷が付いてしまった規格外野菜は出荷前の段階で、畑に廃棄されたりしています。(*1:農水省 令和元年度推計値)

従業員全員が食品ロスの削減に主体的に取り組める『千菜一遇 農en』

『千菜一遇 農en』は東京都清瀬市の生産者グループが生産している畑の一区画を契約し、そこで従業員の方々に農作業体験をしていただきます。

契約区画で収穫された野菜に含まれる「規格外野菜」もスープやお菓子などの企業ノベルティに加工することで、廃棄することなく全て消費することが出来ます。また、この“環境に配慮した企業ノベルティ”を配布することで、食品ロス削減の取り組みを外部に発信することが出来ます。

『千菜一遇農en』で企業価値を向上出し

このサービスは企業にとって、食品ロスの削減というSDGsの活動だけでなく、農作業体験を通じて生産者と従業員との信頼関係を築くことで、生産者から直接、安全で安心できる農産物の供給が可能になる、従業員にとっての「福利厚生」にもなります。同時に、生産者にとっては顧客固定化による安定的な農業経営を持続的にサポートする「企業の農業支援」にもつながります。

本多 ロン

本多 ロン

農産物流通コンサルタント。日本の農業の発展と豊かな生活を目指す情報サイト「千菜一遇」を運営。YouTube「ロンちゃんねる」でも情報発信中。

関連記事

特集記事

TOP